ストラクチュラル・インテグレーションとは、10回のセッションで、身体全体をバランスよく機能させ慢性的なストレスから解放させるボディワークです。
ストラクチュラル・インテグレーションでは姿勢を保とうとして硬くなった結合組織に働きかけて筋肉、腱、靱帯、骨格を適切な位置に戻し身体の左右、前後、上下、タテ軸のバランスを整えます。
結合組織とは結合というように身体の部分部分をつなぐもので筋膜(骨、内臓、神経、筋肉などをくるみこんで保護しそれぞれの位置に支えている網状の組織)・腱(筋肉と骨をつなぐ)・靱帯(骨と骨をつなぐ)・軟骨(骨と骨の間のクッション)などがあります。
私たちの身体はこれらにより身体全体がつながっているのです。
身体の故障、ケガ、持続する感情ストレス、これらはすべて身体を歪め、バランスをくずします。
身体のある部分の緊張が長く続くと身体に定着し癖となってしまいそこから抜け出す事は容易な事ではありません。
身体がバランスを崩し始めると、身体の柔組織が本来の機能ではない骨が果たすべき働きを補うようになり、結果、柔組織自体も緊張して硬くなっていくので身体はスムーズな動きが出来なくなっていきます。
例えば、腕が本来の関節の可動範囲まで動かない(後に回せない・上に上がらないなど)場合、その動きに関連のある筋肉を包む筋膜が硬くなり、筋肉が伸縮出来ない、筋膜どうしがぴったりとくっいてしまい、連動すべきいくつかの筋肉が動かないといった状況が起きてきます。
そうなると関節と筋肉の動きは充分ではなくなります。
体の一部のバランスが崩れると、重力に対する力学的作用でそれを補う方向に力がかかります。
それが次々に波及して身体全体のバランスがさらに崩れていくのです。
人間の身体は柔軟で自由な形をとることができますが、崩れた姿勢の中でゆったりとしようとするには、重力とちょっとした「闘い」が起きます。
この「闘い」の表れ方は各人様々で、慢性的な腰痛や肩こり、崩れた姿勢、慢性疲労等の形となって表れます。
いずれにしてもこうした問題は、重力に対して身体の反応がバランスをとれなくなっている状態である事が大きな原因です。
重力場に対してバランスのとれた関係を保つ鍵は、体重を身体のタテ軸へ寄せるような身体にしておくことです。
ストラクチュラル・インテグレーションでは重力場で筋肉、腱、靱帯、骨格を適切な位置に戻し身体の左右、前後、上下、タテ軸をバランスさせ適材適所で筋肉が動く事が出来るようにしていきます。
プラクティショナーが、指・指関節、ときには肘関節を用いて適切なタッチと圧力によって身体をくまなくはしる筋膜を調整し、身体をよりまっすぐによりバランスの良い状態に導きます。
2013/10/03 肩こり・腰痛でお困りの方もお試しください。保土ヶ谷駅前・徒歩1分と大変便利です、是非ご利用ください。
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